01
The Constraint
週に一度、毎回片付けて帰る。
施工期間は限られていた。そして、本格的な作業が週に一回しかできなかった。
図書館は開館中も施設を使い続ける。作業できるのは休館日だけ。週に一度現場に入って、作業して、次の開館日に備えて全部片付けて帰る。これをくり返した。
ビルの中なので、材料の置き場所がない。廃棄物の仮置きスペースもない。搬入のたびに段取りを組んで、搬出のたびにルートを確認した。施設職員からの目も厳しかった。
Fig. 01 / 水熱源ヒートポンプ——特殊な機器との格闘
02
The Machine
特殊な機器は、貴重な経験になった。
水熱源ヒートポンプは、普通の空調機とは違う。水側の配管、熱源側の調整——通常の空調工事では触れない部分を一から学んだ。
厳しい工程だったが、その分だけ「終わったとき」の達成感があった。特殊な機器の施工は、次の現場で使える引き出しになる。
特殊な機器だったので貴重な施工体験だった。工程管理が非常に難しかったが、よく終わったと思う。
— T.M / 管工事 21年
03
Reflection
終わった、それだけでよかった。
全体的な仕上がりはまぁまぁだった。完璧ではないかもしれない。でも、あの条件の中でよく終わらせたと思う。
工程管理の難しさを、この現場で改めて知った。週に一度しか入れない制約の中で、何をどの順番でやるか。頭の中で何度もシミュレーションして、現場に臨む。その積み重ねが、施工管理の力になっていく。